山ろくに開く「絵日傘」。国内最大級の県指定天然記念物
県営富士養鱒(ようそん)場近く、個人宅の庭先で毎年4月20日前後に、大きな絵日傘を広げたように、明るいピンク色の花を枝いっぱいにつける1本の木があります。県指定の天然記念物のミツバツツジで、全国でも最大級といわれています。根元から幹が7本に分岐した独立樹で、株状に広がる姿は、見る方向によっては大きな扇を広げたようでもあります。樹高4メートル、枝張り15メートル前後。近くの猪之頭林道から色とりどりのパラグライダーが、この樹形と同じ形をして舞っています。標高の高い山ろくの春はこの花とともに全開します。